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2012/06/08

NTT の電話番号管理

平成 3 年と宣伝していたのを覚えているが、1991 年に NTT が東京の市内局番を四桁にしたことがあった。既存の 03-Xzz-yyyy という番号を 03-3Xzz-yyyy に変更し、新規に 03-5xzz-yyyy という局番を使い始めた。
この時、大変混乱するようになた。それは、自宅の電話番号では X=3 だったからだ。03Xzzyyyy が 033Xzzyyyy になっても、X が 3 以外であればそれほど困らない。同じ番号が二回続くだけなら、自分が幾つ目の 3 を押し (回し) ているかを見失うことは少なかった。
ところが、033zzyyyy が 0333zzyyyy となると、今押したのが何桁目の 3 だったかを覚えているのは大変難しい。公衆電話でボタンを押しながら、3 を幾つ押したかわからなくなり、一旦切って掛け直したことが、数知れずある。
これは、番号計画の失敗だと思う。03 が既定で X に 3 も使っていたのだから、新たに市内局番の前に入れる番号は、3 を避けるべきだったと思う。いずれは 3 を使わざるを得ない時代が来たかも知れないが、その不便を味わう人が発生するのはできるだけ遅らせるべきだと思うのだ。

その不便、実際にやってみたら認識する人が NTT 内にもいただろうと思うのだが、全く学習しなかったのが、後年わかった。大阪で、また 06-xzz-yyyy を 06-6xzz-yyyy に変えるという暴挙に出たからだ。あの時は、心底呆れた。

時代は下り、固定電話の数は縮小し、番号を増やす必要はなくなったように思う。結局、東京で X に 3 以外の数字を使っていても、新設局番で 3 を使うところまで至らなかったと思う。そして、日常に使う電話機は、ほとんどが電話帳を持つようになり、直接電話番号を入力する機会はごく少なくなった。NTT に押し付けられた、あの十年間少々の不便、何だったのだろうと思う。