カテゴリー「バレエ」の2件の記事

2013/07/01

「コールド・バレエ」

コール・ド・バレエ (仏: corps de ballet) という言葉がある。
初めて日本語として耳にした時に白鳥の湖の ballet blanc と一緒に入って来たので、白くて cold なのか? と思ったが、仏語であるはずだからと思い直して調べて意味を知った。
それを群舞と言うのは適訳だが、どうも日本では「コールド」と略する文化があるらしいと知り、「前置詞の後とは変なところで切るなあ」と思っていた。自分と同じく "cold ballet" と思い込んでいるのだろうか、と想像していた。

 

ある時、「コールド」と日本語で書く言葉には "called" もあるということに気がついて、膝を打った。"called ballet" 呼び集められたバレエだと思われているのか? それならわかるような気がする。
真相はわからないままだけれど。

 

ところで、corps は英語の軍事用語としても "ps" を発音しない。彼らにも仏語コンプレックスがあるのだな、と思う。

2012/04/13

バレエ撮影のカメラ騒音

二週続けてアマチュアのバレエ公演を観る機会があった。共通に閉口したのが、カメラの騒音。一方では、暗い場面もあったので、カメラのモニタの明りも興醒めであった。

これは音楽の発表会にも共通なことだが、公式記録のために、静止画カメラ、動画カメラが客席に入ることが多い。
音楽では、明りが問題となることはないし、後から録音を聴いてもカメラの騒音が気になった経験はない。
しかし、バレエでは二度とも撮影音がうるさくて、舞台に没入できなかった。それが鏡の駆動音なのか、機械シャッターの音なのかわからない。

三十年ほど前の大学オーケストラでの撮影では、カメラの本体からレンズにかけて、布でカバーしているのを見た。撮影は、舞台から遠くでするだろうから演奏者にまで音が届くことはないだろうけれど、撮影音が聴衆の邪魔にならないように配慮していたのだろうと思う。例えば、大きな音で演奏している時に撮影するとか、どこかの拍に合せて撮るとか。

いわゆるデジタル一眼レフに詳しくないのだが、モニタが外に付いている以上、撮影のたびに鏡を動かす必要はないように思える。バレエを撮るのだからシャッター速度は速い必要があるだろうが、焦点面でシャッターを動かすことは必須なのだろうか? コンパクトカメラの撮像素子では貧弱だというのはわかるのだが、撮像素子を大きくするだけではだめで、騒音を持ち込まないとバレエの撮影はできないのか?