カテゴリー「軍事」の2件の記事

2013/07/01

「コールド・バレエ」

コール・ド・バレエ (仏: corps de ballet) という言葉がある。
初めて日本語として耳にした時に白鳥の湖の ballet blanc と一緒に入って来たので、白くて cold なのか? と思ったが、仏語であるはずだからと思い直して調べて意味を知った。
それを群舞と言うのは適訳だが、どうも日本では「コールド」と略する文化があるらしいと知り、「前置詞の後とは変なところで切るなあ」と思っていた。自分と同じく "cold ballet" と思い込んでいるのだろうか、と想像していた。

 

ある時、「コールド」と日本語で書く言葉には "called" もあるということに気がついて、膝を打った。"called ballet" 呼び集められたバレエだと思われているのか? それならわかるような気がする。
真相はわからないままだけれど。

 

ところで、corps は英語の軍事用語としても "ps" を発音しない。彼らにも仏語コンプレックスがあるのだな、と思う。

2011/10/11

撃沈

ずっと、撃沈という言葉は他動詞だと思ってきた。ところが、自動詞としか取れない用例を多く目にするようになった。
一方、「轟沈」は撃沈の上級だと漠然と思っていたが、轟くのは沈む側の艦だから自動詞もあり得ると思い至った。辞書を見ると「艦船が△砲撃(雷撃・爆撃)を受けて、あっという間に沈む(ようにする)こと。〔旧日本海軍では、一分間以内に沈めることを指した〕」。自動詞も他動詞もありそうだ。
轟沈に至らず撃沈された場合は、何と言っただろう。調べている内に「爆沈」に行き当たった。爆沈でなく沈む場合は、単に被弾して沈没と言ったのではないだろうか。