カテゴリー「科学」の10件の記事

2012/08/02

瞬時値と積分値

瞬時値とその積分値を区別できていない新聞記事が散見、いや頻出していると思う。電力 (W) と電力量 (Wh) しかり、毎時シーベルトとシーベルトしかり。
積分の概念を持っていない人は少いと思うのだが、積分演算だけに特化した受験教育のせいで、概念自体を一般化できずにいるのではないかと思えてならない。

・蛇口から出る水の量 (リットル/s) とバケツに溜った水の量 (リットル)
・速度 (km/h) と走行距離 (km)
・飯を食べる速さ (一膳/分) と一食に食べる飯の量 (膳)

それが区別できない人が多数派とは、どうしても思えない。

さまざまな関数の積分計算ができることはずっと優先度が低くて、大事なのは、瞬時値と積分値の関係を抽象的に理解できていることだと思う。

2012/03/01

蚕の飼育と鶏の孵卵

小学校時代、理科で蚕を飼った。三年生くらいだったと思うが、校庭の桑の木から葉を取ってきて、各組の教室で育て、菓子の空箱に繭を作らせた。成虫が羽化し、夏休み前に卵も産みつけた。それを冷蔵保存すれば翌年また孵化せられるということだったが、冷蔵しなかった卵は、秋になっても負荷しなかった。 ずっと後年になるまで、それは日本の小学校の当り前の光景だと思っていた。一年生の朝顔が日本全国で可能なのか確かめていないが、それと同程度には広い範囲で。 しかし、同じ東京出身でも蚕を飼ったことのない人にしか会うことがなく、稀な経験だったのを知った。 今、出身小学校のサイトを見ると、

22年6月
3年生の教室では、カイコを飼育しています。
黒い小さな幼虫が成長して、白くなりました。
休み時間には大人気!
男の子も女の子も手に乗せて可愛がっています。
毎日、校庭の桑の木から新鮮な葉を取ってきてあげています。

と今も蚕を飼育しているようだ。元々桑畑だったところに小学校を作り (戦後 8 年で開校)、校庭に桑の木があったからできたことだったか。 一方、五六年生の時には、鶏の卵を孵卵器で孵した。トラブルにも見舞われたが、無事に孵った雛がいたのを覚えている。 これも、一般的な体験ではなかったのだろうか? 牛乳瓶におが屑を詰めて、榎茸を生やそうとしたこともあった。これはほとんど失敗したので、子供心に「一般的なことではないのだろうな」と思ったものだ。 蚕は土地柄だったとして、あとの二つは、理科の先生が積極的だったから経験できたことだったろうか?

2012/01/19

炬燵はどこへ

この冬は、暖房費が大変だという話をよく聞く。気温という意味で室温を上げるには、ヒートポンプの空調機が安上がりだろうと思う。しかし、空調は気流を起こすものだから、不快だというのはわかる。輻射暖房を好む人は多いだろう。経費の安い輻射暖房方式を思いつかないのだが。

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2011/09/16

血圧 1.2mH2O

本日の血圧 90/60 (あれ、どっちが左かまた忘れた)。
立ちくらみしませんか、と主治医に言われたが、もう何十年も縁がない。
90mmHg って、1.2m 水柱くらいでは? それだけあれば、心臓から頭の先まで送るのに充分以上、と単純に考えてはいけないのかな。

2009/09/11

耳垢

子は親にどこまで似るか

興味のあるのは、

B.耳垢(ear wax)は湿っているか

耳垢の乾型が劣性というのは聞いていたが、比率がどのくらいかは知らなかった (遺伝の優性劣性と、発現比率は無関係)。綿棒を大量に売っているので湿型の方が多いのかと思っていたが、84% が乾型だという。なーんだ。自分は多数派だった。

乾型が突然変異という共同通信発のニュースで見たのだが、共同通信のサイトでは、もう消えていた... 残念。

2009/08/08

高圧電流

7/30 の京葉線の事故で、

近くを走行する車両から異常な高圧電流が出て変電所のブレーカーがショートした可能性が高い

という報道を聞いた。虫酸が走る。
高圧電流って、何だろう? 大電流を抵抗に通したら、その両端に高圧が発生するだろうが、電流の属性に電圧はないだろう。

そう思って探したら、さすがに虫酸が走る人は多いようで、こんなブログがあった:

でも、虫酸が走る人は報道の現場にはいないものらしい。いや、それとも、JR も都交通局も、そういう言葉を使って説明していたのだろうか? 

そう言えば、有刺鉄線に高圧電流が流れているという表現もあった。しかし、高圧が発生するように抵抗に大電流を流していたら、抵抗は発熱し電気代がかかって大変そうだ。有刺鉄線は、絶縁しておいて高電圧をかけ、常時は電流が流れず、招かれざる客が地面との間を短絡した時にだけ大電流が流れるよう、設計してあるのではなかろうか?

2009/04/27

卵穴開け器

数十年ぶりに茹で卵を作るようになったら、皮を剥くのに苦労する。調べたらゆで卵 作り方究極の方法というページがあり、かなり役に立った。その話を友人にしたら、卵穴開け器を使えば簡単だと教えてくれたので、東急ハンズに行ってみたらあった。

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E2

E3

空気室に穴を開けることは他の道具でもできるけれど、これなら子供でも扱えそう。
卵は穴を開けて茹でるということは、どのくらいの人が知っているのだろう?

2009/04/12

電波時計

旧モデルの叩き売りで買った、廉価電波時計。

写真

鉄筋コンクリートの集合住宅では、なかなか電波を拾ってくれない。福島局の方角に窓があるのだが、その窓際でもしばしば受信に失敗する。40kHz なら、見通せなくても回り込んでくれそうなものだが。

廉価版でも受信性能に大差はないだろうと思うのだが、差が出るのが状態表示。液晶画面を持つ型なら、そこに受信の成否を示すアイコンが出るだけだろう。しかし廉価版、表示装置は緑と赤の LED 一個ずつ。受信試行中は、賑やかに毎秒どちらかの LED が点灯する。受信を試みない時間帯も、毎分三回、緑 (前回の受信に成功したので、24 時間休み) か赤 (前回失敗したので、一時間ごとに再試行) が点滅する。昼間はまだよいが、夜中にこれをやられると、かなりいらいらする。

かくて、使いたかった部屋に掛けるのは諦め、食堂の局側窓のカーテンレールに吊ることにした。この位置でようやく、受信にほとんど成功するようになったが、実用的な道具とは言いがたい。携帯電話なら、もっとずっと高い周波数 (800MHz-) で家の中のどこにあっても通信できて時計も合うのに、この差は電界強度によるのだろうか?

ところで、携帯電話と言えば、UIM (U-SIM ) カード以前の au の端末は、契約を新しい端末に切り替えて通信機として使えなくなっても、基地局からの電波を受けて時計を合せる機能は活きている気がする。先日、昔の端末が玩具の時計にならないかと電源を入れてみたら、時計が (私には識別できない精度で) 合っていた。UIM 化後のものは、カードを抜くと時計が消えてしまうので、玩具にもならない...

2009/03/21

偏光サングラス

夏に旅行で運転するために、眼鏡の上から掛けられるサングラスを買った。冬はともかく夏の活動で眩しくて困ることはないのだが、逃げ水のできるような状況では、偏光サングラスは助かる。

しかし、サングラスをかけたまま写真を撮ろうとして、びっくり。横画で撮っている内はよかったのだが、縦にした途端に画面が真っ暗。最初はバック ライトが消えたのかと思ったのだが、カメラの液晶モニターに偏光板が付いているらしい。縦にも横にも使うものだから、なぜ偏光にする必要があるのかわから ない... と書きかけて、液晶表示器が原理的に偏光フィルタを必要とするのを思い出した。 http://ja.wikipedia.org/wiki/液晶ディスプレイ 

当然、携帯電話も影響を受ける。カメラはまだ横位置では見えるからよかったのだが、携帯電話は通常使う縦位置で見られない。昔からスキーの時には偏光サングラスを使っていたが、身近に液晶ディスプレイがなくて問題が顕在化していなかった。
カーナビの画面の偏光軸が、サングラスを想定して設計されていますように...

2009/02/04

乳飲み子

アルビノラットは、生後二週ほどの乳飲み子

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