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2016/09/11

楽譜と鍵盤

弦楽器を弾く仲間に、楽譜を読むのが苦手という人が少なからずいる。

その人達と話している中で、「今使われている楽譜は鍵盤楽器用にできているから」という言葉が出てきて驚いた。

弦楽器は、音の高さと弦を押さえる位置が対応している (正確には、振動する部分の長さと周波数が反比例) が、楽譜上の音符の高さの差は半音も全音も同じでピアノの白鍵に対応している、という主張 (A) だった。

私はピアノが最初の楽器だが、そういうことを考えたことはなかった。

私が自分で考えている楽譜の読み方 (B) は、

  1. 音符の高さを読む
  2. 音の高さを認識する
  3. その音の鍵盤を弾く

である。A の主張は 1. から 3. に直結しているというものだと思うが、B では 2. が重要で、音を経ずに鍵盤に到達するのはかなり難しい。不可能とは言わないけれど。

A の主張をする人は、頭に浮かんでいる音の高さに押える位置を対応させて弦楽器を弾いているのだろうと想像しているように感じた。

楽譜が五線になる前、主な使い道は歌ではなかったろうか。音符が音に対応するのが、最初の使われ方であったように思う。

そう言えば、ピアノは白鍵より黒鍵の方が使用頻度が高い気がする。弾きやすいから。最初こそ白鍵から習うが、自分が弾きやすいのは Des, Ges, H dur あたり、つまり黒鍵五つと白鍵二つを使う調。♭   を見た時、白鍵の隣の黒鍵と認識することはなく、まず音が移動してから対応する鍵が浮かんでいるようだ。

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