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2012/05/17

京王多摩川駅はなぜ「京王」なのか

京王線の駅には、「京王」が頭に付くものは少い。

 京王八王子、京王片倉、京王稲田堤: 国鉄の駅と離れていた
 京王多摩センター、京王永山: 小田急の同名駅と定期券の表記を明確に区別する意図があった
 京王堀之内: 京急の堀ノ内と識別する意図があった

という理由は推測が付く。
わからないのが、京王多摩川である。現在は東急に多摩川駅があるが、歴史を見ると、京王多摩川の駅名が決まった 1937 年は、東急が多摩川園前になった 1931 年より後のようだ。
過去の東急の駅名に遠慮したのか、二子玉川や和泉多摩川に遠慮したのか。既設の○○多摩川に遠慮するのであれば自然な配慮に思えるが、数十年後に再び「多摩川」になった東急の駅は、それに比べて無遠慮に感ずる。
多摩川に近いという情報の他に流域のどの辺りかを示す識別子を入れたくなるという理由はわかるのだが、それなら、京王の本線が多摩川を渡る中河原―聖蹟桜ヶ丘の方が、「京王多摩川」を想起させる位置のように思える。

小田急も社名が頭に付く駅は少いが、東急には一つも思いつかない。それが、強盗慶太の流れを引く文化? 国鉄の都合で武蔵溝ノ口に合せる必要もないように思うが、他線の駅名を意に介さず地名部分だけを取って駅名にするところは、多摩川駅と同じ流れのような気もする。

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