« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月の4件の記事

2011/09/25

「雑」

子供がバイオリンのレッスンで、弾き方が雑だと指摘された。実際、音程を見ても運弓を見ても雑なのだが、やっとそれを指摘しても大丈夫だという判断を先生がされたらしい。綺麗な音で「も」弾けるのだから、そんなに雑に弾いてはいけないと。
言われたことは、こちらにはよくわかるのだが、「雑」とはどういうことかを教えないといけない。しかし、そう思って見ると、普段の生活の中でも雑なところはいっぱいみつけられる。そこが雑、ここが雑。それを積み上げて行けば「雑」の概念を獲得させられそうだが、雑ばかり指摘していると、ひねてしまいそうでもある。

2011/09/16

血圧 1.2mH2O

本日の血圧 90/60 (あれ、どっちが左かまた忘れた)。
立ちくらみしませんか、と主治医に言われたが、もう何十年も縁がない。
90mmHg って、1.2m 水柱くらいでは? それだけあれば、心臓から頭の先まで送るのに充分以上、と単純に考えてはいけないのかな。

2011/09/09

会費の差

自分は縁遠くなったが、若い頃は会費制のパーティーで男性の方が女性より高いことがよくあった。
男性の方が女性よりよく食べるからだろうと無邪気に思っていたこともあったのだが、コストで考えるなら、料理がドミナントとは思えない。
他の理由で考えられるのは、


(1) 男性にはあまり来て欲しくないが女性にはたくさん来て欲しいから
(2) 男性の方が収入が多いだろうから
(3) 男性の方が酒をたくさん飲むだろうから

(1) なら理解できる。合理的な手段だ。
しかし、あとの二つは参加者を馬鹿にしている。
(2) は、定職のある女性と定職のない男性をどう考えているのだ?
(3) は、酒を飲む集団に関しては合理的なのかも知れない。肝臓の大きさには差がありそうだから。しかし、酒を飲めない人間を何だと思っているのだ?

この謎の風習は、なんで発生し、維持されている (おそらく) のだろう?

(A) 会費は各自の収入に比例させる (単純には、学割)
(B) 酒を飲む人は飲まない人より高く、食べる人は食べない人より高く
どうしても差を付けたいのなら、このくらいが考えられる会費設定ではないだろうか。

2011/09/08

青焼き

私が大学生だったのは 1980 年代。今普通に使われているコピーは、「乾式コピー」とか、酷い時は他メーカーのものでも「ゼロックス」と呼ばれていた。
大学生協では、既に一枚 10 円になっていたのではないかと思うが、それよりも安い複写手段があった。それが、青焼き。
「乾式」と言うのは青焼きが湿式だったからだろう。湿式コピーと言うこともあったが、上の世代の人はリコーの製品名で「リコピー」 と呼ぶことが多かった。

青焼きをするためには、トレーシングペーパーで原版を作らなければならない。
自分で製図してコピーする場合には、トレーシングペーパーに墨で描いていた。これは、製図の実習で実際に経験したが、実習結果は青焼きするほどのものではなかった。建築事務所で設計図面のコピーをもらう時に見たことがある。
我々が青焼きを使ったのは、楽譜のコピーである (著作権は切れているものばかりだったが、版面権を認めるなら問題があったろう)。乾式コピーでトレーシングペーパーの原版を作るのは普通紙より高くつくので、一人一パートの管打楽器では青焼きの出番はない。一パートに 10 人前後の奏者がいる弦楽器で、青焼きが経済的だった。
原版はポジ画像なのだが、私の周囲では「ゼロネガ」と呼ばれていた。リバーサルフィルムを知らなかったのだろうが、ネガとポジを知らず、ネガとは写真を紙に焼く時のフィルムの意味だと誤解していたのだろう。
そのゼロネガを湿式コピー機に曲がらないように注意して入れると、印画紙は自動給紙で、原版とまだ湿ったコピーが出てきた。十数枚を続けてコピーするためには、原版を取って元の口に入れることを、それだけ繰り返さなければならなかった。
それでも、その前の世代の「自分で原版と印画紙を揃えて入れなければならない」機種に比べたら、ずっと楽なコピーだったはずだ。

上に引いた Wikipedia の項目には、「現在でも、A1~B0サイズの複写機では、電子写真式よりも装置が廉価であるため、ジアゾ式複写機もけっこう使われているが、リコピーのシェアが高い。」とある。
友人達が皆老眼になり、楽譜を大きくコピーしたいという要望は強くなるばかり。コンビニの乾式コピーでは A3 までしか見たことがないが、B3 くらいで見開き 2 ページを一度にコピーしたいと思うことがよくある。キンコーズを見ても A3 が最大。大判の青焼き機も置いて欲しい.....

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »