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2009/05/29

外国語教育

日本を去るインドIT技術者と日本語教育の問題

本題は深刻な問題だが、それを離れて目が止まったのが

■インド人・中国人の日本語能力は

のところ。

インド人は書けない、中国人は喋れない。日本語の試験制度には日本語能力試験とか日本貿易振興機構(JETRO)が実施しているビジネス日本語試験などがあるが、世界中どこの国でも同じ試験を実施しているにも関わらずこのような違いが出ている。文化的背景もあるだろうが、教育方法に問題があるはずである。

これは、日本も自らを顧みる必要がある。

インドの日本語学校では、筆者が見る限り日本語能力試験合格のためのみの教育である。しかしIT技術者はあまり見かけない。IT技術者は企業内で教育を受けているようである。ここでは「コミュニケーション能力向上」が叫ばれ、日常会話の教育が中心となる。日本に行って生活をするための会話である。しかしそれだけで仕事ができるわけはない。
中国の日本語学校ではどうか。ここには大学を卒業しても就職できない多くの技術者の卵が通う。半年で30万円もの授業料を払って日本語を勉強し、就職の武器にする。さらに能力試験2級に合格すれば就職の合格率はぐっと上がる。
だから中国の場合には「読む」ことが中心となる。それはそれで、徹底しているのでいい。しかしこれはプログラマーのための日本語である。そのレベルで日本に来ても仕事をするのは難しい。技術レベルも大学卒業程度、会話はさっぱりできない、それでは日本では仕事にならないということを教えてほしい。

私は、英語を中国式に習って、最後に留学生と実地に話す機会を得て喋れるようになった。しかし、日本の大勢はインド式を志向しているように見える。先にインド式をやることは害にはならないかも知れないが、今までやってきた中国式の教育を疎かにしてしまっては、元も子もないのではないか。

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