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2009年1月の3件の記事

2009/01/31

お座りして下さい

「お座りになって下さい」と言われることが増えた。形式的には正しい敬語だと思うのだが、どうもしっくり来ない。何か、自分が犬になったような気がしてしまう。
(実は「お座りして下さい」の方が多いのだ。これは、明らかに犬だと思われている....)

昔はこう言わなかったろうか?  「お掛け下さい」と。「お座りになって下さい」は、言わば規則活用の敬語、「お掛け下さい」は不規則活用。不規則な言葉が廃れ、規則的な言葉だけになって行くのだろうか...

2009/01/29

楊琴

駅前で、楊琴を弾く人あり。

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ダルシマーと同根だろうが、どこが源なのだろう?

2009/01/28

ローマ字

avocado を「アボガド」と書く店、言う人が多い。各言語で使う音には独自の広がりがあり、それを他の言葉に移す時にはみ出す部分があるのは当然なのだから、外来語を片仮名にするときに割り切りが必要なのはもちろんだが、「アボガド」はないだろうと思う。スペイン語について、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E#.E7.99.BA.E9.9F.B3 を引いてみたら、

> V v ベ(bと同音)、ウベ、(bと区別するときはベ・バハ(低いベ)またはベ・チコ)

「アボカド」が一番近い日本語表記のようだ。
英語を元にして無理に仮名にしようとすればアヴォカードウとでも書くことになろうが、所詮仮名には力不足、アボカドと書いて avocado と思っているのがよいだろう。

しかし、逆の場合、すなわち日本語を広く通用する英字を用いて表記することに関しては、もっと気を使うべきではなかろうか。それはつまり「ローマ字」ということになるが、パスポート用の「ヘボン式ローマ字綴方表」http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/hebon/ の「注意すべき点」を見ても、「大野」と「小野」が区別できない (ONO) し、長音の扱いに揺れがあって、「本人の名前を正確に表現する」という目的に沿っているとは思えない。

ヘボン式は、英語を話す人に日本語の発音を伝えようとして失敗している方式だと思うが、その説明には http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/seminar/8semisi/hebon-kunrei.htm をみつけたので引用。同感。

所詮日本語を知らない人に発音を伝えることはできないのだから、ローマ字は仮名文と一対一に対応することを第一の目的にすべきだと思う。その目的には訓令式の方がよいが、少し調べていたら「99式」日本語のローマ字表記方式 http://www.roomazi.org/99siki.html というものに行き当たった。ローマ字会の主張には全く同意できない (私は、今の時代、漢字を手で書けなくともよいから、ルビを復活して多用すべきだと思っている) が、日本語をローマ字で表記する時の方式としては、この「99式」はよいと思う。ローマ字表記から仮名文を完全に復原できるからだ。

それにしても、この「99式」が、反訓令式派 http://www.tcct.zaq.ne.jp/nitta/monolog/028/roma.html のページにリンクされているのは皮肉....

ところで、どの方式にも属さない jyo とか cyo とかの綴りがはびこっているのは、一体どこに源があるのだろう? 何語に頼ればこれを発音できるのだ?

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